2019年8月20日(火)

VW、管理部門の人員を最大7000人削減 投資は上積み

2019/3/13 21:05
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【フランクフルト=深尾幸生】独フォルクスワーゲン(VW)は13日、中核のVW乗用車ブランドで2023年までに管理部門の人員を5千~7千人削減すると発表した。23年までの電気自動車(EV)など次世代技術への投資は190億ユーロ(約2兆4千億円)とし、従来計画から80億ユーロ積み増す。人員削減などで23年までに59億ユーロのコストを削減し、増加する投資にあてる。

管理部門の人件費とその他の間接費用をそれぞれ15%削減する。人員削減は定年退職者の補充を抑える形で対応可能で、強制的な削減は必要ないという。経理や人事、調達などの従業員が対象で、独ウォルフスブルクの本社が中心になるとみられる。VWは独国内の工場でもEVシフトに伴い7千~8千人を23年までに削減する計画を進めており、効率化を加速する。

59億ユーロのコスト改善は人員削減に加え、工場の生産効率を5%上げるほか車種やエンジンなどの選択肢を減らすことで達成する。VWグループ全体の販売台数の6割を占めるVW乗用車ブランドの売上高営業利益率は18年12月期に前年同期比0.4ポイント低下し3.8%だった。一連の施策で22年に6%以上を目指す。

VW乗用車ブランドの190億ユーロの投資のうち、デジタル化に46億ユーロを投じる。VW乗用車ブランドが投資計画を上積みしたことで、独アウディや独ポルシェなどを含むグループ全体の投資額も増える見通しだ。

VWは18年11月にグループ全体で23年までに440億ユーロを電動化や自動運転など次世代技術に投資する計画を策定。VWは12日に、28年までの10年間にEVを2200万台販売すると発表。従来計画から約5割上方修正した。

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