2019年3月21日(木)

ワクチン散布の研修会 豚コレラ対策で国・岐阜県

中部
社会
2019/3/13 20:59
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豚コレラの感染拡大を防ぐため、岐阜、愛知の両県はワクチンが入った餌をまいて野生イノシシに食べさせる対策を始める。野生イノシシへのワクチン散布は日本では初めて。13日には、農林水産省と岐阜県の研修会が同県美濃市であり、県や市町村の担当者、猟友会など約100人が参加した。愛知県では15日に同様の研修会を開く予定。

ドイツから来た専門家がワクチン散布の方法を説明した(13日、岐阜県美濃市)

研修会ではドイツから招いたワクチンメーカーの専門家がワクチンの散布や回収を実演。参加者も実際に土を掘るなどして散布の方法を学んだ。

ワクチン散布は3月下旬以降の3期で計6回を予定。散布に先立ち18日から、野生イノシシが近づきやすいように、トウモロコシを入れた餌をまく「餌付け」を実施。25日にワクチン散布を始める。散布から5日後にはワクチンを回収。イノシシも捕獲して抗体ができているか確かめる。

散布したワクチンが食べられているかどうかの確認や餌付けのために、散布場所に毎日足を運ぶ必要がある。イノシシは警戒心が強いとされ、ワクチンの効果については研修会の参加者から「やってみないと分からない」(猟師)との声も上がっていた。

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