2019年3月19日(火)

明治、液体ミルク4月に全国発売 常温で1年保存

小売り・外食
2019/3/13 16:05
保存
共有
印刷
その他

明治は13日、乳児用液体ミルクを4月に全国発売すると発表した。すでに販売を始めた江崎グリコの商品と合わせ、国産の液体ミルクが流通するのは今回が初めて。スチール缶入りで常温保存ができ、賞味期限が長いのが特徴。災害時の備蓄に役立つとして一般家庭や自治体への普及を目指す。

災害時の備蓄としても期待されている

「明治ほほえみ らくらくミルク」を4月下旬に全国のドラッグストアやベビー用品店などで発売する。240ミリリットルのスチール缶に入っており希望小売価格は税別215円。単純比較は難しいが、同社の粉ミルクと比較すると、グラム当たりの価格は3~4倍になる。哺乳瓶などに移し替えて授乳する。開封しなければ、常温で1年間保存することができる。

缶入りで保存がしやすいため、災害が起きた際の備蓄にも役立つとする。一般的に液体ミルクは開封後すぐに授乳できるため、清潔な水やお湯が手に入りにくい状況でも粉ミルクのように溶かす手間が省ける利点がある。防災の啓発をする日本気象協会とも連携し普及を促す。

液体ミルクは昨年8月の厚生労働省の省令改正で国内生産が可能になった。明治と江崎グリコはこれまで製造に必要な厚労省の承認と、乳児用食品と明記するための消費者庁の許可を得ており、2社の商品が初めての国産品となる。

江崎グリコはすで11日から紙パック入りの「アイクレオ赤ちゃんミルク」の店頭販売を始めている。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報