道の駅「川場田園プラザ」、地元の生乳でフレッシュチーズ
道の駅「川場田園プラザ」を運営する田園プラザ川場(群馬県川場村)は今月末から、村内でとれた生乳を使ったフレッシュチーズの製造を始める。田園プラザに新設したチーズ工房で4種類を製造し、4月から田園プラザや県の東京都内のアンテナ店で販売する。

チーズ工房は「KAWABA CHEESE」。総工費は約1億5千万円で、面積は約100平方メートル。製造するのは「モッツァレラ」「リコッタ」「ブッラータ」と国内では珍しい「ストラッキーノ」。原料は田園プラザから100メートル以内と近い川田牧場(同)の生乳を使用する。
チーズは田園プラザと東京・銀座の県のアンテナ店「ぐんまちゃん家」で販売するほか、商社などに卸売りする。初年度の売り上げ目標は7000万円。永井彰一社長は「フレッシュチーズを作る工房は国内に少ない。川場産の牛乳はチーズの製造に適しており、需要は高い」とみている。
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