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スイングは型ではなく感覚で身につけよう(2)

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2019/3/17 6:30
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 新宿のインドアゴルフで30年間、初心者からツアープロまで指導している長井薫プロは、ユニークな練習器具を使いながら右脳に働きかける感覚重視のメソッドで人気だ。今回は自分の力を効率よく発揮でき、自然にきれいなスイングとなる練習法を教えてもらった。自宅など屋内でできるだけに、オフの間にしっかり身につけよう。
(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.41」から)

「軸づくり」でスイングの土台を築く

長井 スイングで一番大事なのは軸だと考えています。軸がブレてしまうとなかなかボールに当たりません。そうすると、ボールに当てにいく動作が入って体が上下動したり、頭が突っ込んだりと様々なことが起きます。

――軸のブレがどんどん波及して広がっていくイメージですね。私はインパクトからフォローにかけて頭が突っ込む悪い癖があり、これがなかなか直りません。

長井 それはやはり軸がブレているからだと思います。よく陥りがちな例ですが、頭が突っ込むのが欠点だと思うと、どうすれば突っ込まないかを考え始めてフォームを矯正しようとします。しかし、それでは軸のブレはそのままなので、頭の突っ込みが直ったとしてもほかの部分に影響が出てしまう。そうすると今度はその部分を直そうとしてフォームを矯正します。するとまた、頭が突っ込むようになってしまうというわけです。しかも型を覚えようとするので、いざ本番でスイングするときにどうしても左脳で考えてしまう。

――納得です。すべては「軸づくり」を行ってからということですね。では、どのようにしたら型ではなく、軸を感覚的に体に覚え込ませることができるのでしょうか。

長井 きょうは3つのメソッドを用意しています。まず「下半身の軸回転」、次に「軸の傾き」、そして「軸回転による円弧運動」です。

軸づくり(1) ツイスターを使い「下半身の軸回転」

長井 ダイエットするときに用いるツイスターを使って、下半身の回転運動を覚えましょう。まず、ツイスターに乗って両手を広げ、ゴルフクラブなどで両手を支えます。膝をアドレスと同じように少し曲げます。そうしたら腰から下を時計回りに回します。上半身は正面を向いたままです。これ以上回らないところで止め、今度は時計と逆方向に回します。また回し切ったところで止め、正面まで戻します。

ツイスターに乗り両手を広げる。ゴルフクラブで両手を支え、膝を少し曲げ下半身を右に左にと回転させる。クラブなし、ツイスターなしでもできる

ツイスターに乗り両手を広げる。ゴルフクラブで両手を支え、膝を少し曲げ下半身を右に左にと回転させる。クラブなし、ツイスターなしでもできる

――自宅で行う場合、これを何セット行えばいいですか。

長井 これはテレビを見ながらでもできるので、できればダイエット運動も兼ねて毎日10セットくらい行っていただければと思います。目的は上半身と下半身のねじれ運動を体に覚えてもらうことなので、「ながら練習」でも構いません。

――ツイスターがない場合はどうすればいいですか。

長井 ツイスターがない場合は、足裏を小刻みに動かして回転してください。ただ、ツイスターを使うより、数倍も足腰に負荷がかかるので10セットは難しいかもしれません。ツイスターは通販サイトなどで1000円台で購入できますので、比較的簡単に手に入ると思います。

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