故郷双葉町へ向かい黙とう 埼玉・加須の避難者ら

2019/3/11 17:04
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東京電力福島第1原子力発電所事故で福島県双葉町が役場ごと避難し、全国最後の避難所があった埼玉県加須市では、避難生活を送る町民らが地震発生の午後2時46分、町の方角に向かって黙とうをささげた。同町社会福祉協議会加須事務所には献花台が設けられ、多くの花が手向けられた。

福島県双葉町のある方向へ黙とうする避難者たち(11日午後2時46分、埼玉県加須市)=共同

福島県双葉町のある方向へ黙とうする避難者たち(11日午後2時46分、埼玉県加須市)=共同

小丸栄子さん(85)は「昨日のことのようで本当に8年もたつのか。双葉町に帰りたいけれど帰れない」。年に1回双葉町の自宅の様子を見に行くという舛倉敏江さん(66)は「自分で望んで移住するのとは違って未練がある。町への愛着は変わらない」と話した。

加須市によると、旧埼玉県立騎西高校に設けられた避難所は2014年3月に閉鎖。一時約1400人が身を寄せ、現在はサッカー場などが整備されている。市内には1日現在、双葉町から避難した142世帯411人が暮らしている。〔共同〕

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