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エーザイ、不眠障害薬の承認を申請

エーザイは開発中の新薬候補「レンボレキサント」について、国内で不眠障害を対象とした承認を申請したと発表した。睡眠と覚醒を制御する神経伝達物質「オレキシン」の働きに作用し、自然な睡眠の誘発や維持を狙う。既存薬に比べて起きた時のふらつきや長期投与による効果減退も抑えられるという。

2019年度中にも承認を得られる見通し。合計約2000人を対象に実施した2つの第3相臨床試験(治験)の結果に基づいて申請した。不眠障害は最も一般的な睡眠障害で、世界の成人の3割で症状がみられるという。

18年12月に米食品医薬品局(FDA)にも新薬の承認を申請している。

レンボレキサントは認知症が引き起こす不規則な睡眠を対象とした第2相治験も進めている。不眠は認知症の進行要因の1つとされ、睡眠の治療で病状抑制の可能性が指摘されている。

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