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貴景勝万全、大関とりへ動じず

「最高の相撲。自信満々」。八角理事長(元横綱北勝海)の絶賛ぶりが、この日の貴景勝の全てを言い表していた。大関昇進へ勝負をかける22歳が、実力者の妙義龍に相撲を取らせず、万全のスタートを切った。

貴景勝(右)が押し出しで妙義龍を破る

先場所とは異なり、明確に大関とりを意識して臨む今場所。兵庫県芦屋市出身の準ご当地力士は、幕内土俵入りのときから大声援を一身に浴びた。しかも力士の誰もが硬くなる本場所の初日。緊張やプレッシャーがかかる要素はいくつもあったが、タフな精神力を誇る貴景勝は何ら動じなかった。

「序ノ口のころから毎場所大事にしてきたし、毎場所大事にしてきたから、こういう(大関とりの)場所になった。気持ちの変化はない」。迷いなく自分の相撲を貫いた。鋭く踏み込んでから、もろ手で妙義龍を突き起こすと、すかさず二の矢を放つ。足を前に運びながら、よく伸びた腕で押し込んで勝負あり。「納得の内容? 普通です」と涼しげに語った。

先場所は14日目までに大関昇進の目安「三役直近3場所計33勝」に届きながら千秋楽に完敗。昇進はお預けとなった。一つの星の重みを痛いほど感じたはずだ。貴景勝は「とにかく相手に勝っていく気持ちでいく」と自らに言い聞かせるように語った。(金子英介)

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