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瀬戸大也、夢の舞台へ全開 五輪切符へ熱き戦い
東京五輪まであと1年半

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2019/3/12 2:00
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12日で開幕まで500日となった東京五輪に向け、この春から各競技で代表切符を巡る争いが本格化する。金メダル30個を目標に掲げる日本選手団の一員として大舞台に立つために、熱く、厳しい戦いが待っている。

まるで搭載するエンジンを変えたかのように、豪快に水をかきわける。瀬戸大也(ANA)の泳ぎはこの1年で力強さと伸びやかさが増し、大きく変貌を遂げた。「やるべきことがぶれずにできている」。2度目の大舞台が刻々とせまる中、持ち前の明るさにも陰りは見られない。

瀬戸の泳ぎはこの1年で力強さと伸びやかさが増した

瀬戸の泳ぎはこの1年で力強さと伸びやかさが増した

自信の理由は、昨季から体に染み込ませてきたレースプランにある。前半から恐れず果敢に攻め、後半は粘り強く。昨夏のパンパシフィック選手権の400メートル個人メドレーは前半飛ばしすぎて後半失速したが、今季は世界短水路選手権で200メートルバタフライの世界記録を更新するなど、泳ぎが板についてきた。「これが一番自分らしい。集中力が極限まで達し、最後に思わぬパワーが出る」

もちろん、最初から攻めていくには地力のベースアップが不可欠だ。前半のスピードをつけるべく、このオフは陸上トレーニングで脚力を強化した。そのかいもあって、バタフライのキックは鋭さが増した。「正直、今なら(400メートル個人メドレー世界王者の)チェース(ケイリシュ、米国)にも負けない」と強気の言葉も飛び出す。

「自分のリミッターを外す」

世界選手権連覇、五輪メダルなど輝かしい実績と引き換えに、手放したものに気づかされたのが昨年の日本選手権だった。3種目で代表入りを決めたが、順位は全て2位。悔しさを口にしながらも内心では安堵する自分もいることに違和感を覚えた。「2番なのに、なんで満足しているのか」

競泳ニッポンの顔の一人となり、リオデジャネイロ五輪金メダリスト、萩野公介(ブリヂストン)とのライバル対決はいつも注目の的。私生活では結婚し、まな娘も生まれた。「ちやほやされて(はた目にも)公私で充実しているようにも見える。そこに満足している自分がいた」。客観的に自分自身を見つめ直し、活を入れた。「(ゴールは)そこじゃねえぞ、って。夢は五輪の金メダル。後悔しないよう頑張らなきゃいけないと思った」

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