2019年4月19日(金)

東北・熊本の被災経験共有 学生と仮設住民、食で交流

北海道・東北
九州・沖縄
2019/3/9 17:43
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東日本大震災発生から8年になるのを前に、被災地の福島や宮城を含む6都県の学生が9日、2016年4月の熊本地震で被害に遭った熊本県益城町の仮設住宅を訪れ、郷土料理をふるまうイベント「復興食堂」を開催した。食事を通じて仮設暮らしの住民と交流し、震災の経験を共有した。

ボランティアの大学生(右側)が作った食事を受け取る仮設住宅の住民(9日、熊本県益城町)

イベントは、被災者支援ボランティアに携わる熊本学園大学(熊本市)の学生が中心となって企画。東日本大震災の現場などでのボランティア経験がある約20人の学生たちが参加し、芋煮や福島名物「いかにんじん」などを提供した。

「最初はずっと泣いていた」。仮設住宅の無職坂口美和子さん(80)が交流会で話すと、学生たちは「住民もばらばらになってつらかったですね」と慰めの言葉を掛けた。仙台市から参加した東北学院大2年の河原颯さん(20)は「同じ被災地の人間として思いを共有できた」と話した。

学生らは交流会に先立ち、語り部などの案内で被災した阿蘇神社(熊本県阿蘇市)や熊本城(熊本市)などを視察した。〔共同〕

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