2019年8月20日(火)

米政権、F35売却停止も トルコに警告

2019/3/9 8:17
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【ワシントン=中村亮】米国防総省のサマーズ報道官代行は8日、トルコがロシアから地対空ミサイル(SAM)「S400」を購入した場合、米国の最新鋭ステルス戦闘機F35をトルコに売却しない考えを強調した。北大西洋条約機構(NATO)加盟国にもかかわらず、最大の脅威とみなすロシアとの軍事協力を進めるトルコを改めてけん制した。国防総省内で記者団に語った。

シャナハン国防長官代行らはトルコのロシア接近を懸念している(2月中旬、ブリュッセル)=AP

サマーズ氏は、トルコがS400を購入した場合に「重大な結果をもたらすだろう」と警告した。国防総省はトルコがロシアと軍事協力を進めればF35に関する機密情報が流出しかねないと懸念している。サマーズ氏は米国のSAM「パトリオット」の売却が難しくなるとの見通しも示した。一方、トルコは10月にS400の配備を始める構えだ。

米国とトルコには外交政策で溝が目立つ。米軍がシリアの過激派組織「イスラム国」(IS)掃討で協力しているクルド人勢力について、トルコはテロ組織とみなして攻撃する構えを見せている。サウジアラビア人記者の殺害にサウジ政府が関与した事件でも、トルコが事実上の最高権力者のムハンマド皇太子の責任を追及する構えを見せたが、トランプ政権は擁護していた。

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