東京・中央区、ネズミ駆除で町会や商店会に補助へ

2019/3/8 23:00
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東京都中央区は区内のネズミの駆除を促進するため、2019年度から町会や商店会などへの補助事業を始める。18年10月、区内にある築地市場が豊洲市場(江東区)への移転のため閉場。現在は解体工事が進められている。今後も市場跡地からネズミが拡散する可能性があり、対策を強化する。

閉場した旧築地市場での解体工事(18年10月11日、東京都中央区)

閉場した旧築地市場での解体工事(18年10月11日、東京都中央区)

駆除業者への委託のほか、ネズミを捕まえる道具や殺鼠(さっそ)剤の購入、講習会の開催、死骸の処理などにかかる経費を補助対象とする。補助率は経費の3分の2で、町会などの構成員数に応じて給付する。構成員数が100人以下の場合は40万円、401人以上なら200万円を補助の上限額とする。

事業期間は19~21年度の3年間で、中央区の19年度予算案に5000万円を計上した。旧築地市場の閉場・解体に伴いネズミの大量拡散が懸念されたが、実際にはそれほど多くの目撃情報は寄せられていない。ただ、周辺の住民や飲食店などから風評被害を心配する声が出ていることから、対策を強化して街の清潔さをアピールする狙いもある。

町会や商店会との連携について、区の担当者は「ネズミ駆除の効果を高めるには、面的、広域的な取り組みが有効だ」と説明する。旧築地市場を巡っては、開設者である都が粘着シートや捕獲用のかごの設置などネズミの駆除を進めてきた。

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