2019年4月22日(月)

インド新車販売、4カ月連続前年割れ 2月1%減、個人消費の低迷続く

南西ア・オセアニア
アジアBiz
2019/3/8 18:32
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【ムンバイ=早川麗】インド自動車工業会(SIAM)が8日発表した2月の新車販売(乗用車と商用車の合計)は、35万9720台と前年同月に比べ1%減った。前年割れは4カ月連続。商用車よりも乗用車の減少率が高く、個人消費の減速を映し出した。

最大手マルチ・スズキの販売も横ばいにとどまった(ムンバイ市内の販売店)

新車販売台数の前年割れが4カ月続くのは、2014年5月にモディ政権が発足してから初めて。全体の7割以上を占める乗用車は27万2284台と1.1%減、商用車は8万7436台と0.4%減だった。

乗用車は直近1年間で7カ月が前年割れとなった。18年夏以降は原油価格の上昇による燃料高や、自動車メーカー各社の値上げが影響した。原油高が落ち着いた後も、自動車保険の負担増や自動車ローンを扱うノンバンクの貸し渋りなどが響いているとみられる。

乗用車の販売をメーカー別にみると、最大手のマルチ・スズキが0.2%増にとどまった。同社やホンダ、印マヒンドラ・アンド・マヒンドラなど一部を除き、主要各社は軒並み減少した。

インドの景気は減速傾向にある。18年10~12月期の実質経済成長率は前年同期比で6.6%と、6四半期ぶりの低成長となった。インド準備銀行(中央銀行)も個人消費が17年度より減速しているとして2月、約1年半ぶりに利下げに踏み切った。

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