2019年3月25日(月)

EU通商担当相、対米交渉は工業品限定 早期決着に意欲

貿易摩擦
ヨーロッパ
北米
2019/3/8 7:41
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【ワシントン=鳳山太成】欧州連合(EU)で通商政策を担当するマルムストローム欧州委員は7日、今後始める米国との貿易交渉で早期決着に意欲を示した。比較的合意しやすい工業品に交渉範囲を絞って、速やかに妥結したい考えだ。ただ農産品の市場開放を求める米国は農業も含めるよう主張しており、米欧の対立が深まっている。

マルムストローム欧州委員=ロイター

マルムストローム氏は米ワシントンで講演し「EU内には包括的な協定を支持する声はない」と指摘した。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と6日に会談したが、農産品を含めた包括交渉を求める米国側との意見の隔たりは依然大きいとみられる。

EUが米国と交渉を正式に始めるためには加盟国の承認が必要だ。マルムストローム氏は農産品を含まない条件で承認を取り付ける方針を表したうえで「数週間で交渉を始められる準備が整うだろう」と見通した。

米・EUは2018年7月の首脳会談で、貿易交渉中には米国が自動車関税を棚上げする方針を確認した。米欧の対立が深まる中でトランプ氏は「合意できなければ欧州車に関税を課す」と繰り返し警告している。

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