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印携帯大手バルティ、最大5100億円の資本増強 4G通信網の拡充へ財務体質を強化

【ムンバイ=早川麗】インド携帯通信2位のバルティ・エアテルは7日、新株予約権と永久債の発行で最大3200億ルピー(約5100億円)を調達すると発表した。携帯通信の競争が激しさを増す中、第4世代(4G)通信網の拡充などに投資できるよう財務体質を強化する。同社の資本増強としては過去最大の規模という。

バルティ・エアテルの店舗

新株予約権の発行で最大2500億ルピー、永久債の発行で同700億ルピーを調達する予定。7日に開いた取締役会で計画を承認した。バルティの大株主で、東南アジア最大の通信会社シンガポール・テレコムは375億ルピー分の新株予約権を引き受けると同日発表した。

バルティは契約件数のシェアが2018年12月時点で約29%とインドで2位となっている。

18年夏に当時2位だった英ボーダフォン・グループと3位の印アイデア・セルラーが統合したことで、バルティは1位から2位に転落した。

さらに印大手財閥リライアンス・インダストリーズ系の通信会社が、16年の新規参入から2年あまりでシェアを約24%に高めており、バルティを追い上げている。

インドの携帯の契約数は12億件に迫り、携帯電話は普及した。だが4G通信の電波が弱い地域も多く、通信網の拡充で利便性を高めることが利用者のつなぎ留めや新規契約の獲得には有効だ。20年をメドに5G通信も一部で始まる見通しで、継続的に大型投資できる財務体質が不可欠となっている。

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