JA静岡経済連、ごみ由来のコメ肥料 2割安の新商品

2019/3/7 22:00
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静岡県経済農業協同組合連合会(静岡市、JA静岡経済連)は7日、ごみ由来の「溶融スラグ」を使ったケイ酸質肥料の新商品を発売した。稲を丈夫にし、コメの収量を増やす効果があるという。価格は既存の同等品に比べ2割安い。今後は取り扱いを県内全域に広げ、拡販につなげる。

新商品を発表する関係者(7日)

新商品は「SKケイカル」。まずJA静岡市の店舗で売り出した。JA静岡経済連は製鉄工程で発生する鉄鋼スラグで作った同等品を年間40トンほど販売しており、今後は新商品に切り替わるとみている。

溶融スラグはごみや焼却灰を高温で溶かし、固めたもの。西ケ谷清掃工場(静岡市)で出る溶融スラグを使う。静岡市や新日鉄住金エンジニアリング、静岡大学などが連携して開発。17年3月に溶融スラグが肥料として国内で初めて仮登録された。

同工場は年間1万トン強の溶融スラグを排出。ほぼ全てが建築資材に再利用されているが、公共工事の減少を見据えて新たな用途開発を進めてきた。

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