東京弁護士会、会費格差に揺れる 値下げに追随できず
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弁護士が負担する会費を巡って、東京都の弁護士会に波紋が広がっている。3つに分かれた弁護士会のうち2団体は2019年4月から一律2000円を引き下げる方針を固めたが、最大の団体が減額を見合わせている。支出が収入を上回っている状態が続き、会費を下げると、22年度にも繰越金を食いつぶす見通しだからだ。会費に差が広がれば、若手弁護士がほかの団体に流れかねず、ジレンマに直面している。弁護士会は法律相談など...
商標権や著作権、知的財産権など、ビジネスに関わる法律、ルールを読み解くコラムです。