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フェイスブック、事業モデル転機

【シリコンバレー=白石武志】米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は6日、フェイスブックへの投稿で、自社のサービスを「プライバシー重視型」に見直すと宣言した。個人間のメッセージの暗号化などをサービスの原則に掲げた。情報の共有や拡散のための開かれた基盤から、個人間の対話にサービスの軸足を移す。事業モデルの転機になりそうだ。

米国ではプライバシーに敏感な若年層を中心にフェイスブック離れが進む。一方で少数のグループ内でメッセージをやりとりする対話アプリや、時間がたつと投稿が消える機能が支持されている。ザッカーバーグ氏は3000語を超す投稿で「プライバシーを重視した対話の基盤は(フェイスブックのような投稿内容が公開される)オープンなものよりも重要になる」との認識を示した。

ザッカーバーグ氏は同社の対話アプリ「メッセンジャー」と傘下の同「ワッツアップ」、写真共有アプリ「インスタグラム」の利用者が、互いに情報をやり取りできるようにすると表明。さらに、プライバシー重視のサービスの原則として、メッセージを暗号化したりデータ保存期間を短縮したりする項目を掲げた。具体的な時期は示していない。

暗号化によって、個人間や少数のグループ内でやり取りするメッセージはフェイスブックにも内容を把握できなくなるという。SNS上の利用者のデータを解析し、効果的な広告に役立てることで成長してきた従来の戦略は見直しを迫られる。投稿では新たな事業モデルについて踏み込んだ記述はなかった。

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