2019年5月23日(木)

年少者の治療、アプリで支援 PHCとJCRファーマ

ヘルスケア
2019/3/6 16:19
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PHCホールディングス子会社のPHC(東京・港)とJCRファーマ(兵庫県芦屋市)は、成長ホルモン製剤を用いた治療の服薬管理に使うスマートフォン(スマホ)アプリを共同開発した。ホルモン製剤の投与履歴などをスマホで管理・確認できるようになる。

日本大学病院(東京・千代田)が中心となり今年2月に始めた臨床研究に提供。実用化に向けた検討を進める。

同アプリは成長ホルモン分泌不全性の低身長症などの患者に対し、JCRファーマ製の成長ホルモン製剤を投与する治療に使う。PHCが製造販売する電動式の成長ホルモン製剤注射器とアプリを連携。注射器に自動保存される投与時刻や投与量などの履歴をスマホに送信し、アプリ画面で管理できるようにした。身長や体重の成長曲線を作成し表示する機能や、年少児の注射に対する緊張感を和らげるエンターテインメント機能も提供する。

成長ホルモン製剤治療は18歳未満といった年少の患者が対象になる。患者が注射を怖がったり嫌がったりすることも多く、注射する保護者の負担も大きい。アプリを使うことで患者と保護者双方の負担を軽くし、服薬継続率を高めることを狙う。

2月に開始した臨床研究では、アプリを使うことによる服薬継続率への影響やアクセスログなどを解析。アプリの実用化に必要な情報を集める。

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