2019年5月24日(金)

和製オペラ、ウラジオ公演 マリインスキーで「夕鶴」

ヨーロッパ
2019/3/6 10:18
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【ウラジオストク=共同】ロシア極東ウラジオストクのマリインスキー劇場支部で5日、民話「鶴の恩返し」を題材にしたオペラ「夕鶴」の公演が行われた。日本とロシアの文化交流事業の一環で、高関健さん指揮の東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏に約1300人の観客が拍手と歓声を送った。

ロシア・ウラジオストクで開かれたオペラ「夕鶴」(5日)=共同

団伊玖磨さん作曲の夕鶴は、鶴を助けた青年と若い人間の女性の姿をした鶴・つうとの悲恋を描いた名作。在ウラジオストク日本総領事館によると、1952年の初演から日本で約900回、海外17カ国で約50回上演されている。

つう役のソプラノ歌手半田美和子さんは公演前の記者会見で「日本らしさをシンプルに表現したオペラ。無常という和の美意識をロシアの方々と共有できればうれしい」と語った。

オーケストラを舞台上に配置する演奏会形式で上演。鑑賞した会社員スタロボイトワさん(42)は「心情表現に特徴があると感じた。歌も演奏も自然に受け入れられた」と話した。

サンクトペテルブルクを本拠とするマリインスキー劇場の芸術総監督ゲルギエフさんの招きで公演が実現した。8、9日には同劇場のコンサートホールでも上演する。

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