詐欺に弱いか診断 秋田県立大がアプリ開発

2019/3/5 21:00
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秋田県立大学は5日、高齢者が詐欺に弱いかどうかを判定するウェブアプリを開発したと発表した。サイト上の質問に答えることで、オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺の特殊詐欺ごとに抵抗力を診断・評価し、アドバイスが得られる。心理学や医学の知見を基に開発しており、高齢者の詐欺被害の防止につなげる。

詐欺抵抗力判定アプリについて説明する秋田県立大学の渡部諭教授(5日、秋田県庁)

秋田県立大学などが開発した詐欺抵抗力判定アプリ

開発したのは「わたなべ教授のサギ抵抗力しんだ~ん」。パソコン、スマートフォン、タブレット端末のいずれにも対応したウェブアプリで無料で提供する。

詐欺のシナリオ問題も含め、約80問に答えてもらう。4種類の詐欺に対する抵抗力を100点満点で示し、詳細なアドバイスを提供する。

秋田県立大の渡部諭教授(認知心理学)は「振り込め詐欺について注意された人のほとんどが『自分だけは大丈夫』と思っている。アプリの診断で自らの問題と認識できる」と話している。

秋田県立大、青森大、京都府立医科大、慶応大との共同プロジェクトとして、科学技術振興機構(JST)の社会技術研究開発センターの事業に採択された。2019年度は各地でシンポジウムを開き、アプリの普及に努めるほか、利用者データの収集やアプリの改良を重ねていく。

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