2019年8月18日(日)

取り残された客の誘導訓練 関空、台風21号を教訓に

2019/3/5 18:39
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関西国際空港で5日、南海トラフ巨大地震の発生を想定した防災訓練があった。利用者ら約8千人が孤立した2018年9月の台風21号を教訓に、滞留した人たちを空港島外へ誘導する訓練を初めて導入。今回の結果を検証し、マニュアルを改善していくという。

地震と津波を想定した訓練で、ターミナルビル内に滞留した利用客を避難させる担当者(5日、関西空港)

訓練は地震や津波により島外とのアクセスが断たれ、空港の利用者ら約200人が滞留したという想定。誘導役の関西エアポート社員らは利用者役の参加者を集めて状況を聞き取り、国籍などのグループに分類した。バスによる輸送を再開する際、負傷者などを優先的に誘導する手順を確認した。

台風21号では空港島と対岸を結ぶ連絡橋が破損して通行止めになったが、利用者らへ状況が十分に伝わらず、バス乗り場で長時間待たされる人も多かった。関西エアポートの石川浩司執行役員は「利用客への配慮が足りなかった。今回の訓練結果を検証して適切な対応の手順を固めていきたい」と話した。

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