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グリコや明治、国内初の国産液体ミルク発売

江崎グリコは5日、国内で初めて国産の乳児用液体ミルクを発売したと発表した。同日、商品化に必要な消費者庁の許可を得たのに合わせ、自社通販サイトで販売を始めた。明治も同庁の許可を同日付で得たと発表。今後販売体制が整い次第商品を発売する。これまで輸入品しかなかった液体ミルクで国産品の流通が本格化する。

江崎グリコは乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」を発売した。現在は自社通販サイトでのみ展開しており、11日から全国のドラッグストアやベビー用品店などで販売を始める。容器には専用開発した紙パックを採用しており、内容量は125ミリリットル。常温で6カ月間保存できる。哺乳瓶に入れるなどして授乳する。価格は税別200円。

液体ミルクの商品化には厚生労働省による製造承認と、乳児用食品と明記するための消費者庁の許可が必要。すでに江崎グリコと明治は1月に厚労省の許可を得ており、今回の消費者庁の許可で製造・販売が可能になった。

液体ミルクは開封してそのまま乳児に飲ませることができるため、計量やお湯の温度調節が必要な粉ミルクよりも手間がかからず外出時には便利とされる。また常温で保存でき、お湯が手に入りにくい災害時の備蓄にも役立つとして自治体などから注目を集める。1杯あたりの価格は粉ミルクと比べ割高になる。

2018年8月に厚労省の省令改正で製造基準などが示されて以降、国内での生産が可能になった。欧米などでは広く普及しており、従来は輸入品の流通しかなかった。

液体ミルクはほかの大手乳業メーカーも商品化を検討しており、国産商品の第1号が誕生したことで国内での普及が本格化しそうだ。

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