2019年6月26日(水)

ファッションポケット デジタルサイネージにもAI

2019/3/5 17:12
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画像の人工知能(AI)解析技術のファッションポケット(東京・千代田)は5日、事業領域を従来のファッション分野からデジタルサイネージなど広告分野に広げると発表した。事業拡大に合わせ6億円を新たに調達し、新規技術開発に充てる。同日社名をニューラルポケットに変更することも発表した。事業領域を広げ早期の販売拡大を目指す。

スパークス・アセット・マネジメントの未来創生ファンド、シニフィアン、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、Deep30と複数の既存株主を引受先とした第三者割当増資を実施し6億円を調達した。

創業1年2カ月時点での調達総額は11億円となった。ニューラルポケットの重松路威社長は「資金に関する不安を払拭し、事業開発に集中したい。リセッション(景気後退)が起きても何十カ月も絶えられる体制を整えた」とする。

同社はネット上の衣料品の画像約500万枚をAIで分析し流行を予測する独自システムで2018年1月に創業した。三陽商会など大手アパレルが相次ぎ同社のシステムを導入するなど実績を積み上げてきた。一方で「アパレル向けだけでは売り上げ拡大に限界がある」(重松社長)として、中核技術であるAIを使った画像解析を活用しデジタルサイネージ向けサービスをこのほど立ち上げた。

具体的にはデジタルサイネージ広告の前で立ち止まった人の世代や性別、身なりなどから趣味嗜好をAIが判断し、最適な広告を配信するシステムを開発した。このほかにもスマートシティ向けに人の動きを解析する技術開発など中核技術を横展開を進めている。

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