2019年7月17日(水)

ドローン、トラックから荷物運び発着 大分で実験

2019/3/5 15:46
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移動体通信業のモバイルクリエイトは5日、大分県杵築市で日本版全地球測位システム(GPS)を担う準天頂衛星「みちびき」を活用し、ドローン(小型無人機)を貨物トラックから飛ばして荷物を配送する実証実験を実施した。車両からドローンが離着陸する実験は国内で初めてという。

荷物を積んだドローンがほぼ正確な目的地点に着陸した

荷物を下ろし、トラックに向かって飛行するドローン

実験は山林で車が入れないほど狭い道の先にある限界集落への荷物の配送を想定して実施された。ドローンはトラックの屋根から発進し、約30メートルの距離を自動で飛行し、目的地に薬品に見立てた荷物を下ろした。荷物を下ろしたドローンは再び離陸し、別の場所に移動したトラックの屋根に無事着陸した。

内閣府などの事業の一環で、ゼンリン子会社のゼンリンデータコム(東京・港)と連携した。トラックからの離着陸は2度、みちびきを使わない通常のGPSによる飛行も実施した。通常のGPSでは目標地点から約1.4メートルずれた場所に着陸したが、「みちびき」を活用した際の誤差は11センチメートルと56センチにとどまり、精度の高さが実証された。

ゼンリンデータコムは「物流業界は人手不足が深刻化している。限界集落向け物流インフラの維持という課題解決に向け、今後も国と連携していきたい」としている。

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