世界の食品日用品ブランド、日本勢は資生堂など上位

2019/3/5 15:14
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英調査会社ユーロモニターインターナショナルは5日、世界の食品日用品の2017年版ブランド別売上高ランキングを公表した。上位100ブランドには「資生堂」や「ヤクルト」など5つの日本勢が入った。食品や飲料などの分野で日本ブランドが健闘が目立ったが、コカ・コーラなどの有力ブランドに比べれば存在感はまだ小さい。

日本勢では資生堂が最も上位に入った

調査はブランドごとに小売店などでの売上高を比較した。首位はコカ・コーラで2位はペプシ、3位はネスカフェと、世界的な飲料ブランドが上位を占めた。コカ・コーラ系のブランドを詳しくみると「ダイエットコーク」や「コカ・コーラゼロ」など、様々な商品が上位に名を連ねる。

トップ100社の約4割を加工食品が占め、美容・ケア関連や清涼飲料のブランドが続く。地域別の売上高をみるとアジア太平洋が3割弱で最も多く、北米と西欧がそれぞれ2割を占めた。

日本ブランドでトップだったのは34位の資生堂だった。商品の安心・安全や肌への優しさなど、品質が国内外で評価されている。訪日外国人(インバウンド)需要を起点として中国など海外の消費者に浸透し、世界ブランドの一角の地位をつかんでいるようだ。

加工食品ではヤクルトの46位が日本勢で最も上位だった。アジアや南米など海外に多く拠点を抱え、販売員がきめ細かく訪問販売するスタイルでブランド力を高めている。乳酸菌を生かした健康イメージを消費者に直接細かく伝えることで、海外でも評価を高めた。

カップヌードルで海外市場の開拓を目指す日清食品ホールディングスのブランド力も高い。広告宣伝力を生かした国内でのブランドアピールに加えて、シーフード味を中心に海外事業も拡大を進める。インドやブラジルで商品群を拡充するなど、これからカップ麺の市場拡大が見込める地域にも力を入れている。

(長縄雄輝)

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