米スペースX宇宙船、ドッキング成功

2019/3/4 19:01
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【ケープカナベラル(米フロリダ州)=共同】初の無人試験打ち上げに成功した米スペースXの有人型ドラゴン宇宙船が3日、目的地の国際宇宙ステーションに到着した。新たに開発した自動システムを使って徐々に接近し、ドッキングに成功。待ち構えていた米国、カナダ、ロシアの3人の飛行士が船内に入った。

2011年に退役したスペースシャトルに代わり、民間宇宙船で飛行士をステーションに運ぶ米航空宇宙局(NASA)の目標が、実現にまた一歩近づいた。

3人は慎重に気圧を調整し、空気を検査してから入室。NASAのアン・マクレーンさんは、地球から乗せられてきた宇宙服姿のマネキンや、地球を模したおもちゃと記念撮影し「新しい時代がやってきた」と話した。

これまでの物資輸送専用のドラゴン宇宙船ではステーションのロボットアームでつかまえる作業があったが、今回有人型が採用した自動システムでは不要となった。マネキンに付けたセンサーのデータなどから安全性が確認できれば、7月にも2人の飛行士が搭乗して初の有人飛行に挑む。

ドラゴン宇宙船はステーションに5日間係留。8日に分離して大気圏に突入し、パラシュートを使って米フロリダ州沖の大西洋に着水する。

NASAは米ボーイングにも別の民間有人宇宙船の開発を委託しており、無人での試験飛行は4月以降になる見通し。

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