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セルヒオ・ガルシアの中の「ジキルとハイド」
ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

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2019/3/7 6:30
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毎週のように米男子ゴルフで若い選手が躍動し、彼らの活躍を書こうと思えばどんなに紙面やスペースがあっても足りない。だがその一方で、ベテラン選手の後ろ向きの話題を伝えなければならないのは残念だ。

それがいくつかある時点でがっかりなのだが、やはり、セルヒオ・ガルシア(スペイン)の"事件"から目を背けるわけにはいかない。

一線越えた振る舞いで失格処分

彼の場合、トラブル自体が少なくない。悪童と形容されることもしばしば。喜怒哀楽を隠さず、子どものような振る舞いは彼の魅力の一部でもあるが、先日、さすがに一線を越えてしまった。

欧州PGAツアーでの一コマ。彼はサウジアラビアで行われたサウジインターナショナル(1月31日~2月3日)に出場したが、少なくとも5つのグリーンをパターで傷をつけ、何と主催者側から失格処分を受けた。

グリーン以外でも彼はバンカーショットを失敗すると、足跡をならすどころか、何度もクラブを振り回し、バンカーに怒りをぶつけている。その映像は瞬く間に広がったが、ショッキングですらあった。

彼は後に、失格処分を受け入れる声明を出したが、とてもプロ21年目、39歳の選手の行為ではなかった。

ガルシアは友人が多く、仲間の選手からも人気があるが…=AP

ガルシアは友人が多く、仲間の選手からも人気があるが…=AP

さて、そうした光景を、彼の友人らはどんな思いで見つめていたのか。

ガルシアの場合、意外に聞こえるかもしれないが、友人が多い。仲間の選手からも人気がある。ただ、そんな彼らでさえ、ガルシアに関してはどうしても理解できない部分があるよう。それでも親友の一人であるルーク・ドナルド(英国)は2012年、ガルシアがフォーサムやフォーボールなど、ライダーカップ(2年に1度開催される米国と欧州との団体対抗戦)のペアマッチに強いことについて、こう分析した。

「彼は他の選手と一緒のときはリラックスできる。一人で何かを背負ってしまったときは、そうではなくなる」

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