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大戸屋、12日に全店休業 不適切動画で従業員教育へ

(更新)

大戸屋ホールディングス(HD)は4日、定食店「大戸屋ごはん処」の国内全350店を12日に休業すると発表した。アルバイトが店内で不適切な動画を撮影しSNS(交流サイト)に投稿した問題を受け、従業員教育と店内清掃に充てるとしている。経営責任を明確にするため、窪田健一社長を含む常勤取締役5人の月額報酬額を1カ月、10%減額する。

同日、2019年3月期の連結業績予想の下方修正も発表した。営業利益は従来より1億円少ない前期比26%減の4億7千万円を見込む。純利益見通しは同7%減の1億9千万円に引き下げた。

大戸屋HDでは2月、店舗内で従業員が配膳用のトレイなどで悪ふざけする動画がSNS上で確認された。18年に撮影していた動画を投稿したとみられ、2月18日に従業員3人を退職処分にしたと発表していた。

休業は直営店143店とフランチャイズ店207店。商業施設内の店舗は一部で営業する可能性があるという。休業店は午前に勉強会を開き、午後は店舗を清掃する。

勉強会では、店舗で業務と関係ないことをしない、スマートフォン(スマホ)などを店舗内に持ち込まないといったルールの順守を呼びかける。今後は入社時に服務規定の確認を徹底する。

大戸屋は12日、国内全350店で休業する(東京都千代田区)

飲食店やコンビニエンスストアでは、1月末から不適切動画の投稿が相次ぐ。回転ずしのくらコーポレーションでは、アルバイトがゴミ箱に捨てた食材をまな板に戻す様子を撮影した動画がSNS上で発覚。同社は再発防止に向け、監視カメラでの調理場のチェック、スマホを持ち込んでいないかという身体検査などに取り組む。

外食チェーンやコンビニにとってアルバイトは店舗運営の中心だが、人の入れ替わりも激しく、管理や教育が行き届かない部分もある。ネットのリスク検知サービスのエルテスは「従業員に向けて投稿者が実名をさらされることなど、自身のリスクを理解できるような研修が必要」と指摘する。

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