2019年6月27日(木)

タイヤ館で偽SMS騒動、「利用客を不安にさせた」

2019/3/4 13:00
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日経クロステック

タイヤ館の利用客に届いたSMS。画像の一部は日経 xTECH編集部で加工(出所:取材協力者)

タイヤ館の利用客に届いたSMS。画像の一部は日経 xTECH編集部で加工(出所:取材協力者)

ブリヂストンリテールジャパン(東京・中央)が運営するタイヤ販売店「タイヤ館」から怪しいSMS(ショートメッセージサービス)が届いたという書き込みが2019年3月1日、ツイッターやフェイスブックなどのSNS(交流サイト)で複数見つかった。同社はSMSを送信した事実を認めている。

SNSに「詐欺かと思った」と書き込んだ千葉在住の会社員によれば、3月1日午前11時ごろにSMSが届いた。合計で3通届き、1通目には「タイヤ館からのお知らせ」とあり、短縮URLが書かれていた。2通目には「アプリ会員登録顧客コード」と書かれた13桁の数字と「クローク予約ログイン」のIDとパスワード、3通目は問い合わせ先の短縮URLが書かれていた。

この会社員は「タイヤ館をタイヤの預かりと交換に利用していた。住所と電話番号を登録していたが、インターネットで作業予約などの手続きをしたことはない。タイヤ館のアプリもインストールしたことはない」と話す。また「SMSによる通知を許可した記憶はない」という。

SNS上では「謎のSMSが来た」「短縮URLが貼ってあったりして怪しすぎる」「タイヤ館(真偽不明)からのSMSが来た」との書き込みもあった。アプリ会員登録顧客コードとID/パスワードが書かれたSMSが最初に届き、その後「タイヤ館からのお知らせ」が届いた点を指摘する書き込みもあった。

ブリヂストンリテールジャパンの担当者によれば、SMSは2月22日と3月1日の2回に分けて配信した。2月22日にはSMSの届く順序が入れ替わるトラブルがあり、3月1日には順序が入れ替わらないように対策して、利用客が混乱しないように同社のウェブサイトであらかじめ告知したという。

アプリ会員登録顧客コードは、2018年秋に公開した同社のスマートフォン用アプリ上で、商品の購入記録やタイヤ交換などの作業記録を確認する際に必要な管理番号である。個人を直接特定できる情報ではないとしている。クローク予約は2018年冬から始めたサービスで、ID/パスワードはウェブサイト上で各種作業を予約する際に必要という。

同社は「SMSは各店舗でDM(ダイレクトメール)の受け取りを許可した利用客にだけ送った」としつつも、「利用客を不安にさせた点を真摯に受け止め、今後の告知方法を検討する」としている。

(日経 xTECH/日経NETWORK 齊藤貴之)

[日経 xTECH 2019年3月1日掲載]

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