2019年3月23日(土)

米中貿易協議、追加関税の引き下げも議論 米報道

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米中衝突
中国・台湾
北米
2019/3/4 7:05
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【ワシントン=鳳山太成】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は3日、米中両政府が貿易協議で追加関税の引き下げを現在議論していると報じた。トランプ大統領は米国産の農産品などへの関税削減を求める一方、交渉が妥結した場合に米国が課す関税を下げる可能性を示唆してきた。27日前後に開く首脳会談に向けて駆け引きが激しくなっている。

トランプ大統領は中国に対して、牛肉など農産品の関税を撤廃するよう求めている

トランプ大統領は中国に対して、牛肉など農産品の関税を撤廃するよう求めている

トランプ大統領は1日、中国に対して牛肉や豚肉など農産品の関税をただちに撤廃するよう求めているとツイッターで明らかにした。同紙によると、中国は農産品や化学品など2018年に課した報復関税を取り下げることを提案している。

トランプ氏は知的財産侵害や巨額の補助金など中国の構造問題を巡る協議が妥結した場合、18年に課した制裁関税を撤廃する可能性に言及してきた。同紙によると、米国は制裁関税のうち一部か全部を取り下げることを検討しているという。

これまで米中両政府は中国の構造問題で一定の合意に達した場合、18年に互いに課した追加関税をどう扱うかについて話し合いを続けてきた。米国内では穏健派が関税の即時撤廃を唱える一方、合意後も既存の関税を残して圧力を保つべきだとの強硬派の意見もある。

トランプ氏は南部フロリダ州にある自身の別荘で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と会って決着を目指す方針だ。首脳会談に向けて米中両政府が水面下で詰めの協議を続けている。

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