中国、政協が開幕 汪洋主席「大国外交に貢献」

2019/3/3 17:44 (2019/3/4 13:15更新)
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【北京=川上尚志】中国の国政助言機関である全国政治協商会議(政協)が3日、北京の人民大会堂で開幕した。汪洋(ワン・ヤン)政協主席は活動報告で「中国の特色ある大国外交に貢献する」と述べ、中国独自の広域経済圏構想「一帯一路」の沿線や欧州の国家との交流を促進する方針を示した。米中貿易戦争が長引くなか、幅広い国々との連携強化を目指す。

中国の全国政治協商会議の開幕式で活動報告を行う汪洋(ワン・ヤン)政協主席(北京の人民大会堂)

中国の全国政治協商会議の開幕式で活動報告を行う汪洋(ワン・ヤン)政協主席(北京の人民大会堂)

汪氏は2019年は中国の建国70周年にあたり、習近平(シー・ジンピン)指導部が掲げる「小康(ややゆとりのある)社会」について「全面的な実現に向けた重要な年になる」とも指摘した。

台湾との関係では「『台湾の独立』に断固として反対する」としつつ、台湾内の関連団体などと交流を深めると説明。香港とマカオは引き続き「一国二制度」を継続していくとした。

全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は5日に開幕する予定で、張業遂報道官は4日の記者会見で15日に閉幕する会期を公表した。外国企業技術の中国への強制移転を禁じる「外商投資法」を成立させる方針で、張氏は「法案には明確な保護規定がある」と述べた。同法は米国との貿易戦争に向けた対応の一環と位置づけられており、張氏は「米中の衝突や対抗はどちらの利益にもならない」と協調を訴えた。

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