立民幹事長「元首相秘書官らの証人喚問も」 統計不正
4日から参院予算委

2019/3/3 11:39
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与野党の幹部は3日のNHK番組で、2019年度予算案が4日から参院予算委員会で審議入りするのを前に討論した。立憲民主党の福山哲郎幹事長は厚生労働省による毎月勤労統計の不正調査問題について「明らかになっていない闇が多すぎる」と批判。元首相秘書官らを国会に証人喚問する可能性に言及した。

福山氏は元首相秘書官の中江元哉・財務省関税局長と元厚労省統計情報部長の姉崎猛氏について「首相官邸が介入したのではないかという疑惑に対して非常に曖昧な答弁を繰り返している」と主張。「曖昧な答弁を繰り返すようならば、証人喚問も含めて考えなければいけない」と訴えた。

衆院予算委の集中審議で答弁する中江元哉前首相秘書官(2月18日)

衆院予算委の集中審議で答弁する中江元哉前首相秘書官(2月18日)

国民民主党の玉木雄一郎代表は厚労省の特別監察委員会が公表した追加報告書は「第三者性が低く、内容は信じられない」と述べた。「第三者性を満たした委員会を作り、一から調査すべきだ」と強調した。

自民党の岡田直樹参院幹事長代行は厚労省の統計不正について「与野党問わず正していくことは当然だ」と指摘。「首相官邸の圧力があった」との野党の指摘は「根拠のない推測にすぎない。衆院(での審議)でも確証が出てこなかった」とけん制した。

19年度予算案は2日に衆院を通過した。参院予算委は4日に安倍晋三首相と全閣僚が出席する基本的質疑を開き、審議を始める。憲法の規定で予算案の3月末までの成立が確定している。

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