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トランプ氏「強すぎるドル求めず」 FRBを再び批判

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は2日、共和党関連の行事で演説し、中央銀行の金融引き締め策がドル高を招き、米経済に悪影響を及ぼしているとして米連邦準備理事会(FRB)を再び批判した。FRBは1月、2019年に2回想定していた追加利上げを見送って「当面は様子見する」方針を示しているが、トランプ氏は改めてけん制した格好だ。

トランプ氏は「米国にとって好ましいドル(の水準)を求めている。外国と事業取引するのを妨げるような強すぎるドルは求めていない」と主張した。名指しを避けつつも「利上げを好み、量的引き締めを好み、非常に強いドルを好む紳士がFRB内に1人いる」と述べ、パウエル議長を暗に批判した。

FRBは18年に年4回の利上げを実施し、量的緩和で買い入れた保有資産を圧縮する「量的引き締め」を続けてきた。トランプ氏は「金利を据え置き、量的引き締めをしていなかったらどうなるか想像できるだろうか。もう少しドル安になっていただろう」とも指摘した。FRBは年内に資産縮小を終える方針を示している。

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