平成の天皇と皇后 水俣で向き合った「真実」
30年の歩み(43) 平成21~30年

2019/3/1 15:43
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日本経済新聞 電子版
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「安らかにねむって下さい、などという言葉は、しばしば、生者たちの欺瞞(ぎまん)のために使われる。このとき釜鶴松の死につつあったまなざしは、まさに魂魄(こんぱく)この世にとどまり、決して安らかになど往生しきれぬまなざしであったのである」

2018年(平成30年)2月に90歳で亡くなった作家の石牟礼道子さんは「苦海浄土」で、水俣病で苦しむ老漁師をこう描写した。

石牟礼さんの「天皇」の記憶は4歳のとき…

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