岸田派・二階派 対立激化も 田畑氏、議員辞職 繰り上げで細野氏と競合

2019/3/1 22:30
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衆院は1日の本会議で女性問題で自民党を離党した田畑毅氏(比例東海)の議員辞職願を許可した。同党の比例名簿に基づき岸田派の元衆院議員、吉川赳氏が比例代表東海ブロックから繰り上げ当選する。吉川氏は自民党の入党をめざし二階派入りした無所属の細野豪志氏と衆院静岡5区で競合する。細野氏の入党や選挙区の公認調整を巡り両派の対立が激しくなる可能性もある。

名札が倒れたままの田畑毅衆院議員の議席。辞職願が許可された=1日午後、衆院本会議場(共同)

吉川氏は岸田派参院議員の宮沢洋一氏の秘書などを経て、自民党が政権復帰した2012年の衆院選で初当選した。民主党や希望の党に所属した細野氏とは12年から静岡5区で3回対決した。12年は細野氏に敗れ、比例代表で復活当選したものの、14年、17年は復活も果たせなかった。

細野氏は選挙区を変える考えがないことを強調している。岸田派は繰り上げ当選する吉川氏を次期衆院選で支援する構えだ。細野氏は自民党入りをめざしており、選挙区調整は見通せない。

岸田派と二階派は山梨2区でも岸田派の堀内詔子氏と二階派の長崎幸太郎氏が争ってきた。1月の山梨県知事選に出馬した長崎氏を岸田派が支援し和解したばかりだ。

    ◇

田畑氏の議員辞職などに伴う衆院の新たな勢力分野は次の通り。

自民党281▽立憲民主党・無所属フォーラム68▽国民民主党・無所属クラブ39▽公明党29▽共産党12▽日本維新の会11▽社会保障を立て直す国民会議7▽社民党・市民連合2▽希望の党2▽未来日本2▽無所属9▽欠員3

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