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独立「万歳」 韓国ソウルで大行進

【ソウル=山田健一】韓国ソウルで1日、日本の植民地支配に抵抗して起きた「三・一運動」から100年を記念する大規模集会が開かれた。ソウル市庁近くの美術館には約750人が集合。午前10時すぎから、朴槿恵(パク・クネ)前大統領を弾劾・罷免に追い込んだ「ろうそく集会」の舞台にもなった大通りに向け、万歳三唱して行進した。

1日、ソウル市庁前の大通りで韓国国旗を掲げて万歳三唱する集会の参加者

韓国は1日が休日。ソウルの光化門広場では、たて34メートル、横51メートルの大型の太極旗(韓国国旗)が掲げられた。午前11時の韓国政府の記念式典を前に同広場を目指す市民らの行進が複数で企画され、参加者は政府発表で1万5千人に膨らんだ。

市民らは韓国の礼服「韓服(ハンボク)」を着て参加。日本の植民地支配下にあった100年前に「万歳」を叫んだ独立運動家に敬意を表した。子ども連れの男性会社員(52)は「日本は好きだが、過去の不幸な歴史はきちんと反省してほしい」と注文をつけた。

元徴用工への賠償を日本企業に命じた2018年10月の韓国大法院(最高裁)判決や、海上自衛隊の哨戒機へのレーダー照射問題で日韓関係は急速に冷え込んだ。ソウルの女性教員(58)は「徴用工も慰安婦も日本の心からの謝罪が必要。日本政府だけでなく国民が良心を発揮し、問題を解決してほしい」と語気を強めた。

流通会社を経営する女性(65)は「慰安婦問題への抗議で日本大使館前の集会に何度か参加したが、解決につながらなかった」と指摘。「歴史に固執せず未来志向の関係を探ることが日韓両国に必要との思いが今はある」と心情を吐露した。

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