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「最高速度120キロ」試行開始 新東名と東北道で

(更新)

新東名高速道路と東北自動車道の一部区間で1日午前10時から、最高速度を時速120キロとする試行が始まった。2017年11月から試験的に10キロ引き上げて110キロとしていたが、事故の発生状況などに大きな変化はなく、さらに10キロ引き上げた。

規制速度を120キロに引き上げた新東名高速の区間(1日午前、静岡県島田市)=笹津敏暉撮影

試行の対象は新東名の新静岡インターチェンジ(IC)―森掛川IC間(約50キロ)と、東北道の花巻南IC―盛岡南IC(約27キロ)の2区間。事故の発生状況や季節ごとの交通状況の変化による影響も含めた分析をするため、少なくとも1年間は試行を続ける。

試行開始にあたり、静岡県警は藤枝パーキングエリア(同県藤枝市)など4カ所で安全啓発のビラを配り、「車間距離を保ち、交通状況に応じて安全な速度で走って」と呼びかけた。

日帰りで温泉に行くという名古屋市の男性会社員(27)は「実際に120キロを出してみた。目的地に早く到着できるのはありがたい」と笑顔。「みんなが速度を上げる分、取り締まりもしっかりしてほしい」と話した。

大型トラック、トレーラーなどの「大型貨物自動車」は積載する貨物によって走行が不安定になる恐れがあるため、試行対象から除かれて80キロ規制が維持される。

最高速度の引き上げを巡っては重大事故の増加が懸念されたが、110キロに引き上げてから1年間に大幅な速度超過による事故は発生しなかった。利用者のアンケート結果でも肯定的な意見が過半数を占めた。

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