商業施設「コレット」閉店、小倉駅前の顔11年で幕

2019/2/28 21:45
保存
共有
印刷
その他

従業員らが頭を下げるなかシャッターが下りて閉店する「コレット」(28日、北九州市小倉北区)

従業員らが頭を下げるなかシャッターが下りて閉店する「コレット」(28日、北九州市小倉北区)

百貨店の井筒屋が運営するJR小倉駅前の商業施設「コレット」(北九州市)が28日、11年間の営業に幕を下ろした。近隣にある同社本店と異なる若者や家族向けの売り場を打ち出したが、商圏の高齢化や人口減に加え、福岡市の商業施設や郊外型ショッピングセンターとの競合で販売不振が続いていた。

同施設では1993年10月に開業した小倉そごう、小倉玉屋(2002年3月開店)小倉伊勢丹(04年2月開店)に続き、百貨店として4度目の閉店になった。撤退後は施設の入居ビルを管理する北九州都心開発(同市)が、上層階で営業中の専門店街「アイム」を広げてロフトなど一部テナントを引き継ぎ、来春にかけて新たなテナントをそろえる予定だ。

「コレット」の営業最終日、閉店セールでにぎわう店内(28日、北九州市小倉北区)

「コレット」の営業最終日、閉店セールでにぎわう店内(28日、北九州市小倉北区)

最終日は午前10時の開店前には1000人以上が列を作った。午後8時に閉店のアナウンスが流れると、店員となじみの客が名残惜しそうにあいさつする姿が店内のあちこちでみられた。売り場スタッフと並んで最後の顧客を見送った高橋昭一店長(コレット井筒屋社長)が「長きにわたってご愛顧いただき、ありがとうございました」と述べると、見守っていた多数の来店客らから「ありがとう」などの声が上がるなか、シャッターが下ろされた。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]