「残念」「後は祈るしか」米朝会談不調で拉致被害者家族

2019/2/28 21:30
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米朝首脳会談が不調に終わった28日夜、北朝鮮による拉致被害者の家族からは落胆の声が聞かれた。会談では拉致問題も議題に上ったとされるが、詳しい内容は不明で「後は祈るしかない」との言葉も漏れた。

米朝首脳会談を受け、記者会見する横田早紀江さん(28日、川崎市川崎区)

田口八重子さん(失踪当時22)の兄で拉致被害者の家族会代表の飯塚繁雄さん(80)は「(米朝会談は)2回目だから、具体的にことが決まっていくと期待していただけに残念」と肩を落とした。日本政府に対しては「どんな小さなきっかけでもよい。拉致問題の解決につなげてほしい」と訴えた。

横田めぐみさん(同13)の母、早紀江さん(83)は「焦って北朝鮮に妥協をしなかったことはよかった」と会談の結果に一定の理解を示した。

会談ではトランプ米大統領が拉致問題を提起したとされる。早紀江さんは「安倍晋三首相が何度も要請してきたことを(トランプ氏が)きちんと伝えてくれたことに誠意を感じた」とする一方、「何年ももどかしさを感じている。家族はつらい中で忍耐強く頑張ってきた。後は祈るしかない」と話した。

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