新幹線延伸 福井で講演会 JR西
JR西日本金沢支社は28日、福井市で2023年春の北陸新幹線敦賀延伸に向けた機運醸成のための講演会を初めて開いた。前田洋明支社長は訪日外国人の誘客強化に向けて「移動と情報、言語のシームレス化を進め、関西と福井の観光地をつなぐ必要がある」と強調した。
ソフト会社などと連携してスマートフォンを活用したツールづくりを働きかける。例えば、大阪から福井県立恐竜博物館へのアクセス方法やおすすめの飲食店紹介、チケットの予約が一括でできるものを想定する。
講演会には自治体や企業から約240人が参加した。福井県の西川一誠知事は福井県に新たな魅力が必要として「滞在型観光のため、ハードソフト両面からレベルアップを図っている」とあいさつ。あいの風とやま鉄道や日本旅行などの代表者も講演した。