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東京五輪の会場、屋外含め全面禁煙 加熱式たばこも不可

2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は28日、加熱式たばこを含め、大会期間中は競技会場の敷地内を全面禁煙にすると発表した。観客や選手、ボランティアなど来場する全ての人が対象となる。組織委によると、夏季五輪では近年、会場の屋内禁煙が進んできたが、屋外も含めた敷地内の全面禁煙は初めてとみられる。

建設中の新国立競技場

国際オリンピック委員会(IOC)は「たばこのない五輪」の推進を掲げている。IOCが1988年に禁煙方針を作成して以降、大会中は屋外の指定エリアを除いて禁煙が定着。2018年平昌冬季五輪は屋外も含めて禁煙が実施された。

ただ、平昌五輪では敷地内にスタッフ用の喫煙所を設置。会場周辺でもたばこの吸い殻のポイ捨てが問題となる例もあったという。東京大会ではより厳しい禁煙を実現するため、スタッフらに周知徹底し、観客にも理解を求めていく考えだ。

18年には受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が成立。事務所や飲食店など多くの人が集まる施設を原則として屋内禁煙とし、加熱式たばこも規制対象に含めた。東京都でも受動喫煙防止条例が成立し、五輪前の20年4月に全面施行される。

組織委は国内でのこうした禁煙意識の高まりも踏まえ、加熱式たばこも含めた敷地内の全面禁煙を決定。大会を通じ、健康的なライフスタイルの推進をめざす。

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