2019年9月21日(土)

アサヒGHD 被災地支援クラフトビール、供給量2倍に

2019/2/28 18:21
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アサヒグループホールディングス(GHD)は28日、東日本大震災で津波の被害を受けた宮城県東松島市で栽培した大麦を使ったクラフトビールを3月7日から販売すると発表した。醸造は2016年の開始から4度目で、今年の供給量は18年比で2倍の約1000リットルに増やす。被災地に事業として根付くことを目指し、復興を後押しする。

「希望の大麦エール2019」はまろやかさと苦みが特徴(28日、東京・千代田)

クラフトビールの名称は「希望の大麦エール 2019」。大麦の味わいを感じるアルトタイプのビールで、まろやかさと苦みが特徴だ。価格はグラス一杯あたり680~700円で、一杯の売り上げにつき100円を東松島市に寄付する。

グループのクラフトビール製造会社、東京隅田川ブルーイング(東京・墨田)が醸造を担う。東北や都市部にあるグループ直営の16店舗で販売する。

アサヒGHDの加賀美昇取締役は28日の記者会見で「ビールを通じて、東松島市に根付いたなりわいを創出したい」と語った。政府が定めた復興・創生期間が終わる20年度までに、東松島市が事業の主体となる仕組みづくりをめざす。

アサヒGHDは14年、一般社団法人、東松島みらいとし機構(HOPE、宮城県東松島市)と連携して「希望の大麦プロジェクト」を始めた。津波で浸水した同市の沿岸部で大麦を栽培するもの。公園の跡地を活用し、人が住めない土地を有効活用してきた。

18年は本プロジェクトを通じ、17年の収穫量5.7トンの2倍以上となる12.4トンの大麦を収穫した。19年6月には、18年の4.5倍となる約56トンの収穫を見込むまでに成長している。

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