ベースフード、完全栄養パン発売

2019/2/28 13:11
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食品スタートアップのベースフード(東京・目黒)は28日、食事1回に必要なほぼすべての栄養素がとれる完全栄養パンを発売すると発表した。同社としてパスタやラーメン向けの完全栄養麺に続く第2弾の商品。独身世帯や共働き世帯など手軽に栄養を取りたい忙しい人の需要を見込む。橋本舜最高経営責任者(CEO)は「パンの歴史を変えたい」と期待を込めた。

完全栄養パンを発売するベースフードの橋本舜CEO(東京都千代田区)

完全栄養パン「BASE BREAD(ベースブレッド)」を3月4日からベースフードのウェブサイトを通じ販売する。一般的なロールパンに比べ糖質を50%、脂質を30%、熱量を20%それぞれ抑えた。一方でビタミンや葉酸、食物繊維など普段の食生活では不足しがちな栄養素を摂取できる。価格は1食2個入りで390円。8食セットから購入可能。冷凍状態で配送され約2カ月間日持ちする。

ベースブレッドは手のひらサイズの丸いパン。ちぎるときめ細かくしっとりした断面で、小麦の香ばしい匂いが特徴的だ。食べるとほんのりした甘みの後から少しだけ苦みも感じるが気にならないレベルだ。ベースフードの橋本CEOは「これまでのパンと全く同じ味にする必要はなく、新たなパンとして自然においしいと思える味を追求した」とする。販売目標は非公表だが「インパクトある数字を残したい」(橋本CEO)とした。

ベースブレッドは構想から約1年弱で発売に至った。大豆粉や昆布粉末など通常のパンには使わない食材を練り込んでおり、当初は焼き上げるとばらばらになってしまったりうまく膨らまなかったり、試行錯誤を繰り返してしっとりしたパンのおいしさを実現した。

ベースフードは完全栄養パンの販促策として発売と同時に東京渋谷区恵比寿に完全栄養パンを使ったカフェを3月末まで開設する。パンにあうシチューやディップ、パンを使ったフレンチトーストやコーヒーなどを提供し、完全栄養パンのおいしさを訴求する狙いだ。

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