2019年8月22日(木)

首相、厚労省「信頼回復に全力を」 特別監察委報告で 衆院予算委

2019/2/28 11:30
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衆院予算委員会は28日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、統計問題に関する集中審議を実施した。首相は厚生労働省の毎月勤労統計の不正問題を巡り、特別監察委員会がまとめた追加報告書を受けて「厚労省は真摯に反省し、信頼回復と再発防止に全力を挙げる必要がある」と述べた。統計委員会で統計のあり方を検証し「総合的対策を講じる」と強調した。

特別監察委は27日に追加報告書を公表した。毎勤統計の不正について厚労省の組織的な隠蔽を改めて否定したが、「公的統計の意義や重要性への意識の低さが際立つ」と断じた。根本匠厚労相は「真摯に受け止めたい。統計に対する姿勢を根本から正し、再発防止を徹底する」と語った。自民党の大塚拓、公明党の中野洋昌両氏への答弁。

衆院予算委には特別監察委の樋口美雄委員長(労働政策研究・研修機構理事長)が参考人として出席した。国民民主党の原口一博国会対策委員長は「嘘をついていたが隠蔽していないというのはおかしい」と追及した。

樋口氏は「隠蔽行為とは法律違反ないし、事実を認識しながら意図的にこれを隠そうとする行為だ」と説明。厚労省の担当者が「深刻な不正と捉えているとは認められなかった」として組織的隠蔽に当たらないとの考えを示した。

与党は3月末までの2019年度予算案の成立を確実にするため、3月1日に予算案を採決したいと提案したが、立憲民主党など野党6党派は反発した。与野党の攻防が大詰めを迎えている。

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