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笹子事故慰霊碑に桜植樹 「大きくなれ」遺族願う

2012年12月に9人が死亡した中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故で、亡くなった石川友梨さん(当時28)の遺族らが27日、慰霊碑のそばに桜の苗木2本を植樹した。友梨さんは桜が好きで、母、佳子さん(60)=神奈川県横須賀市=は「友梨の桜、大きくなれ」とのメッセージを書いた桜の木片を根元に添えた。

桜の苗木に土をかける、中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故の遺族ら(27日午後、山梨県大月市)=共同

苗木は日本三大桜の一つで、樹齢2千年ともいわれるエドヒガンザクラ「山高神代桜」(山梨県北杜市)の種を、ボランティアで桜の世話をしてきた三枝基治さん(69)が育てた。

植樹には、天井板の下敷きになったワゴン車で亡くなった友梨さんら5人の遺族と三枝さんが参加。長女、玲さん(当時28)を亡くした松本邦夫さん(68)は「千年の命を持つ桜は娘たちの命そのものだ」と語り、長男、重之さん(当時27)を亡くした森和之さん(67)は「富士山が見えるいい場所。重之も喜んでいると思う」と話した。

次男、洋平さん(当時27)を亡くした小林寿男さん(72)は「遺族として事故を解明する決意を新たにした」と述べた。

植樹した慰霊碑は、現場から約8キロ離れた初狩パーキングエリア(下り線)に建設中で、4月に完成予定。〔共同〕

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