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住友重機械新社長の下村氏、「強い会社目指す」

住友重機械工業は27日、下村真司取締役専務執行役員(62)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。別川俊介社長(64)は代表権のある会長に就く。同社は精密射出成型機や減速機の好調で業績は堅調だが、検査不正などの不祥事も次々と明るみに出た。主力子会社の住友建機社長を務めてきた下村氏は、改めてガバナンスの強化と成長力の両立が問われることになりそうだ。

同日、都内で記者会見した下村氏は就任後の方針として、検査不正などの再発防止に力を入れるとともに「人材の多様性と技術を生かして、いかなる需要環境でも通じる一流の商品を提供していきたい」と強調。「現行の中期経営計画を着実にやり遂げ、強い住友重機械を目指す」と述べた。

別川氏は後継の下村氏について「幅広いキャリアを積んできた。エンジニア出身で製造現場に精通しており、経営トップの立場で当社をグローバルに成長させてくれると以前から考えていた」と評した。

13年に社長に就いた別川氏はM&A(合併・買収)などを通じて事業を拡大。19年3月期の連結売上高見通しは過去最高の8900億円と1兆円の大台が視野に入りつつある。一方、18年には子会社で鋼板生産設備部品の検査成績表の書き換えが発覚。さらに動く歩道の定期点検やスキーリフトに使われる減速機のオーバーホールの際に不適切な検査があったことも明らかになった。

今回の社長交代が引責ではないかとの質問について別川社長は「直接の引責ではない」としたうえで、「内部でのコミュニケーションが不十分だったことなど問題を抱えていたことに社長の責任はあったと思う」とした。

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