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アサヒ、宮城峡蒸溜所で貯蔵庫増設 原酒不足で

アサヒビールは傘下でウイスキーを手掛ける宮城峡蒸溜所(仙台市)で原酒の貯蔵庫を2021年までに増設すると発表した。投資額は未定だが、同地での貯蔵能力は4割増える見込み。アサヒを含めて国内では国産ウイスキーの需要が急拡大して原酒が不足する。同社は蒸留能力をすでに引き上げており、貯蔵設備の増設で増産体制を整える。

投資するのは、子会社ニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所。設備増強を進めており、15~17年にかけニッカ全体で60億円を設備投資。ウイスキーの需要が落ち込んで休止していた蒸留設備の1系統を再稼働していた。ほか、原酒を入れて熟成する樽(たる)の調達を進めてきた。

宮城峡蒸溜所が5月に迎える設立50周年を記念し、数量限定商品を3月12日に発売すると発表した。「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」など2商品を売り出す。

これらの商品は熟成期間最大50年以上など長期に寝かせた複数の原酒を組み合わせ、複雑な味わいに仕上げた。2商品で計1400本販売する。参考小売価格で税別30万円。

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