「怒る運転手」の心理学ぶ 再発防止に愛知県警捜査員

2019/2/27 12:31
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愛知県警は27日、危険な「あおり運転」をするドライバーの心理を学ぶため、捜査員を対象にした「アンガーマネジメント研修」を開いた。違反者を取り締まる際、捜査員が怒りの静め方を指導し再発防止を図る。県警高速隊によると、全国初の取り組み。

愛知県警が捜査員を対象に開いたアンガーマネジメント研修(27日午前、名古屋市名東区)=共同

高速隊などによると、2018年に県内の高速道路で、前の車との車間距離を詰め過ぎたなどとして「車間距離不保持」で摘発されたのは全国の約1割に当たる1225件で、2番目に多い。

名古屋市名東区の高速隊庁舎で開かれた研修では、怒りとの付き合い方を指導する「日本アンガーマネジメント協会」(東京)の講師が、個人の「〇〇すべきだ」という価値観が裏切られたときに腹を立てやすくなるとメカニズムを解説した。

スピードを出す高速道路では脈拍や血圧が上がるため、より感情的になりやすいといい、反射的に怒りそうになった場合は「深呼吸するなどして、怒りのピークが過ぎるとされる6秒間待つ方法が有効」と説明した。

豊田俊道隊長は終了後、「違反現場での適切な指導に生かし、あおり運転を1件でも減らしたい」と話した。研修は28日にも行われ、全隊員約130人が参加する。

〔共同〕

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