2019年8月23日(金)

AT&Tのワーナー買収、米控訴裁も支持

2019/2/27 6:28
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【ニューヨーク=清水石珠実】米通信大手AT&Tによる米メディア大手タイムワーナーの買収を巡り、米連邦控訴裁判所(高裁)は26日、買収計画を承認した一審判決を支持する判断を下した。米司法省は競争を阻害するとして買収の阻止を求めてきた。2018年6月に買収を認めた連邦地裁の判断を不服をして上訴したが、今回も訴えは退けられた。

控訴裁もAT&Tによるワーナー買収を支持した=ロイター

米メディアによると司法省は「買収を容認した一審の判決は誤り」と主張したが、控訴裁判所の3人のメンバーで構成する審議会が全会一致で却下を決めた。司法省がより広範なメンバーによる控訴裁での判断を求めたり、最高裁に訴えたりすれば、訴訟合戦は続く可能性があるという。

AT&Tは昨年、連邦地裁で買収承認の判決を受けた後に、タイムワーナーの買収手続きを完了。社内のメディア部門として名称をワーナーメディアに変更した。傘下には、ニュース局「CNN」やドラマ局「HBO」、映画のワーナー・ブラザーズなどを抱える。

AT&Tは16年10月、タイムワーナーを854億ドル(約9兆4千億円)で買収することで合意した。当時候補者だったトランプ米大統領が、自身が当選したら「(買収を)承認しない」意向を示し、買収計画の行方に注目が集まるようになった。17年11月、米司法省が買収阻止を求めて提訴。同省が事業内容に直接の競合がない2社による「垂直統合」阻止に動くのは約40年ぶりだった。

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